飼育担当者から初の投稿です。
名前出しは。。。照れるので勘弁してください。ペンネーム「ザカシ」でお願いします。
▲ウサギをあやす優しい男「ザカシ」です。
この腕輪にピンときたら声をかけてください。
初回ということで、今の季節にピッタリの卵のお話を。
園内の鳥達の卵、どうやってかえすと思いますか?
もちろん、親鳥が温めてヒナが誕生するものもいますが、実は、バックヤードで人工的に孵化(ふか)させるものも。
その秘密兵器がこちら。
その名も「ふ卵器」。
”転卵”といって、卵をひっくり返したりするのも自動でできます。
でも産卵日や孵化予定日などは、さすがに紙で管理しています。
そして鉛筆で卵に産卵日等を記入。
ある程度日数が経ってきたら、”検卵”です。
卵に光を当てると。。。
私には見えるっ!これは、、、有精卵!
(実際には筋状の血管が透けて見えます。)
もちろん無精卵もあるわけで、その場合はふ卵器から取り出します。
これからのヒナのシーズン、楽しみです。
追記.
鳥類センターには「鳥」だけでなく哺乳類もいるので、その”あかちゃん”の面倒を見るのも、飼育員の仕事です。
その成長日記は、また次回以降のお楽しみ。。。
▲マーラの子供にミルク
今回の投稿は、
斜めうしろのアングルからでも、ついつい笑顔がこぼれているのがわかってしまう、優しい男
「ザカシ」が担当しました。